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ズワイガニのL表記とR表記の違い

一般的なカニに使われる2Lや5Lなどの表記。
生ズワイガニだけに用いられるRの表記。
今回は、「R」に関して解説しています。

「R」は生ズワイガニ限定!

以前、「L」のサイズ表記に関しては2Lとか4Lの『 L 』ってなに?の記事で解説しました。
 
カニの「R」なんて見たことない方もいらっしゃると思います。
この「R」は、生ズワイガニだけに用いられるサイズ表記なためなかなか見ることが少ないかと思います。
 

Rの意味

 
「R」は、生ズワイガニだけのサイズ表記と解説しました。
 
では、サイズ表記に「L」でなく、なぜこの「R」のサイズ表記を使うのか?
 
これは、生ズワイガニの種類の区別のためです。
 
ズワイガニとして市場に流通している蟹は、2種類あります。
大ズワイガニ(バルダイ種)とズワイガニ(オピリオ種)という2種類です。
 
これは、原産国の違いや身と味に違いがあります。
わかりやすいように、以下の「生ズワイガニ種類表」にまとめました。
 

■ 生ズワイガニ種類表
表記 カニの名称 獲れる場所 足の太さ
大ズワイガニ(バルダイ種) 日本 太い 濃い味
ズワイガニ(オピリオ)種 ロシア・アラスカ 細い 甘い

 
このように「R」と「L」で生ズワイガニを分けています。
 
「L」と同様で、横の数字が大きくなればなるほど(2R、3R・・・)カニの大きさも比例して大きくなります。
 
味に関しては、自分の親(60代~70代の団塊世代など)やカニ専門店の板長にいわせると「大ズワイガニでなければカニじゃない」といった味の違いがあります。
 
ただ、蟹山はカニが好きなので味に違いはわかりますが、両方とも美味しいです。
 
「生大ズワイガニ」は、「これぞまさに蟹!」というぐらいカニの味の濃さが格別です。「生ズワイガニ」は、「このカニの甘みたまらん!」というカニの甘みを味わえます。
 
さらに一般的に通販などで売られているカニを分けてみました。
 

■ 生ズワイガニ名称表
カニの種類 カニの名称
大ズワイガニ(バルダイ種) 松葉ガニ・越前ガニ
ズワイガニ(オピリオ)種 ズワイガニ

 
では、なぜ生ズワイガニだけがこの表記になるのでしょう。
 
これは、生ズワイガニの冷凍をする過程の違いでかわってきます。
 

冷凍と立て替え作業

 
大ズワイガニ(日本)に関しては、日本海などで獲れるためその多くは漁港で仕分けや加工などをして流通されます。その一方でズワイガニ(ロシア)の生ズワイガニは獲った後、船内冷凍されて日本に輸入されます。
 
ロシア船での仕分けは、一箱(何kg)などで詰められていますが、けっこうお粗末な詰め方です。(綺麗に箱に並んでないんです。)
 
そのため輸入後に日本国内で解凍・加工され、配送用の箱に詰め替えます。この作業を「立て替え」といったりします。その後市場や一般家庭に流通されます。
 
当然、この「立て替え」といわれる解凍作業が行われてしまうので国内産のカニの味よりも劣ってしまいます。
 
このように書くとロシア・アメリカ(アラスカ)産の輸入ものが悪いように思われがちですが、一般的に普通の飲食店、食べ放題など普段食べているカニの多くはロシア・アメリカ産です。
 

今まで食べてきたカニ美味しくなかったでしょうか?

 
蟹山は十分に美味しくいただいてきてますよ。
 
いわゆる国内産の蟹は松坂牛などに代表されるブランド牛と一緒で超がつく高級なんです。一度食べさせてもらったことがありますが、「さすがブランド蟹!」とカニの濃厚な深い味で感動体験しました。
 
以前書いた記事のカニ通販で失敗しない5つのお約束でも解説していますが、本当にその比較があっているのか?ということを指摘しました。
 
「R」表記のあるようなブランド蟹の(松葉ガニや越前ガニ)多くは、上述したように国産のため大変貴重なので当然値が張ります。
 
通販などでは値があたりまえのように高いブランド蟹を購入しやすい価格で販売してくれているお店もたくさんあります。
 
尚、R表記をせずに昔ながらのお店独自の「特大」や「大」などの表記もありますので、お店それぞれの大きさなので詳しくは販売店に問い合わせてみてください。
 

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